皆さん、「HUAWEI」って知ってますか?
「ファーウェイ」って言います。
日本ではあまり出回ってない中国の大手家電メーカーです。
主にスマホをメインに開発してる企業ですが、
この会社、
世界シェア第3位!!
このデータはスマホ世界シェアを上から順に説明してありますが、
何と!
日本のメーカーが一つも入ってない!!!
この「others」の中にも入れてるのか?
と心配してしまうぐらい他国のメーカーが世界では人気があるという事実。
もちろん日本の電機メーカーは他の部門では上位に入る物もあると思いますが、
今回このHUAWEIを買ってみて色々思う事がありました。
最初に言っておきますが、この記事はスマホを細かくレビューする記事ではありませんのでご理解の程よろしくお願いします。
日本のスマホより良い面もある中国メーカーの実力
今回買ったのはHUAWEI Mate9という機種です。
Huawei 5.9型 Mate9 SIMフリースマートフォン ムーンライトシルバー/51090YMG 【日本正規代理店品】 MATE9/SILVER
HUAWEIの機種の中でも比較的良いグレードらしいのですが、
ちょっと前までこのメーカーの事はあまり知りませんでした。
ニュージーランドに住んでる時に、
メールと電話しかできない1500円ぐらいの激安携帯を使ってたのが、このHUAWEIでした。
最低限の機能しかついてなかったので、HUAWEIに関してあまり良いイメージがなかったのが正直なところ。
でも海外に行く機会が多いしSIMフリーのスマホが便利なので、
ネットで評判の良かったこの機種を買ってみました。
そして早速Amazonで注文し、実際に届いてみた感想は、
めっちゃ高級感高っ!
想像してた中国の商品はこんなイメージ。。
「THE中国製」という分かる人には分かるおもしろ商品です笑
もちろん今でも中国製品でひどい商品もあると思いますが、
高級思考の物に関しては値段の割にはかなり質が良い物となっています。
更に実際に開封してみると。。
ってかスマホカバー付いてる!!!!
日本のどのメーカーの物を買ってもこんな事はありませんでした。
決して高機能のケースではなくても普通に使えるので全く問題ありません。
しかもスマホ自体も画面が大きいのに、薄くて持ちやすいし、iPhoneと何が違うのか。
他機種より劣るような感じは全くないですね。
むしろ他のメーカーより良いんじゃないかと思える程。
画質、打ちやすさ、カメラ機能どれをとっても全体的に評価高いです。
あまり詳しくスマホの事は分からないので、知りたい方は別で調べてください笑
詳しく知りたい方はコチラの記事を参考にされてみてください。
日本企業の世界での知名度は低いという事実
この動画を見て頂きたいのですが、世界の家電メーカーのシェアランキングです。
世界から見ると日本の企業は、
9番目!!
日本では大手の企業でも、世界から見ればトップのHaierから倍以上の差があります。
なぜか?
単純に世界での需要がないから。
実際にうちで使ってる洗濯機はHaier製です。
なぜなら安いけど普通に使えるから。
僕が洗濯機に求めるのは、”しっかり洗ってくれる事”
最低限のことさえ満たしてくれれば、余計な機能がいらないのです。
それに対して日本メーカーの洗濯機は細かく設定できたりして様々な調整ができるのですが、
果たしてそれが普通に洗った場合とどこまで差があるのでしょうか?
多少の差があったとしても、実際にHaier製は日本でも普通に売れてる訳であって、
そこまでの機能を求めてる人がそこまでいない事も事実。
ハイアール 7.0kg 全自動洗濯機 ホワイトHaier JW-K70M(W)
もう昔みたいに海外のメーカーだからダメとか壊れやすいと言った事はほぼないです。
今回のスマホの件でも分かったのが、
中国製は物によっては日本よりも良いものがあるという事。
細かい所に関しては日本の方が上だとしても、
普通に最低限の事ができるので良いならば中国メーカーの方が値段も質も良いです。
確かに思い返してみると、
ニュージーランドもオーストラリアも家電メーカーのほとんどは「Haier」や「Samsung」などの中国や韓国メーカーでした。
日本のメーカーも多少はありますが、売られてる数は少ない。
実際に使ってみると、よく分からない聞いたことないメーカーでもそれなりに使えますし、
特に日本の物と差がない。
わざわざ高い日本の物買わなくても、普通に使いたい人からすれば中国製を買えばいいだけ。
今まで僕は日本の家電と車は世界で一番優れてると思ってました。
でも実際に海外で見た姿は違ったんですね。
一部の日本メーカーは成果を上げてるところもあると思いますが、
それよりも成果を上げてるのは韓国や中国メーカーです。
街で走ってる車も、実際に出回ってるのは韓国車やドイツ車、アメ車が多い。
日本車に関してはマツダやスバルはよく見かけます。
中国や韓国が日本の技術を盗んだとか色々言われてますが、
もしそうだとしても成果を残してる事に関して言えば事実な訳ですから。
僕が思うに無理に余計な機能をつけず、シンプルなものが多いことが理由かと。
日本の企業は細かい所に気づき、色々なサービスや気遣いを考えて商品開発を考えられてると思います。
でもそれだけ求めるのは悪いことではないですが、需要がなければ無駄になるだけ。
日本国内では問題なくても、
これからは世界での需要は企業にとって重要になってくるのではないでしょうか。
コスパが高過ぎるのが逆に商品価値を下げてる
細かい所にこだわるのも大事ですが、それぞれの商品には必ず目的があります。
そこさえ満たしてくれれば他に求めるものは特にはない人もいる。
こだわればこだわる程コストがかかるのは当たり前で、
その分価値を上げる必要がありますが大きく価格を上げれないことが何よりの問題。
コスパってやつですよね。
ここ最近の日本はコスパやお得感を意識しすぎなんです。
値段とはそれなりのコストをかけてるから高い訳で、安い物には安い理由があります。
安売りは一時的には良くても、長い目で見たら長続きは難しいもの。
今のまま安いけど良い物というコスパを考えた物作りをすればする程、
労働者に負担が増え、でも利益は増えず、無駄な時間と浪費を繰り返すだけです。
基本的には良い物にはコストをかけて価値を上げ、
安い物にはコストをかけず安い値段設定で良いと思います。
企業側は必要な分だけを作り、販売。
消費者は必要な分だけを買い、無駄な消費をしない。
『大量生産・大量消費』
このブログではいつも言ってる事ではありますが、
この問題を解決する事が日本の様々な課題を解決する第一歩だと思います。
このままでは日本の価値を下げるだけになってしまい、日本企業の存続にも影響が出るような気がします。
読んで頂きありがとうございました。