主要農作物種子法がついに廃止!!
2017年2月に閣議決定された、
「主要農作物種子法廃止法案」という法案が可決されました。
この閣議決定がどれだけ大きな影響を及ぼすのか。
そしてこの法案がものすごく我々の生活や健康に密接しています。
種子法(主要農作物種子法)って何?
コメや麦、大豆といった主要作物について、優良な種子の安定的な生産と普及を“国が果たすべき役割”と定めている法律です。
種子の生産自体は、都道府県のJAや普及センターなどが担っていますが、地域に合った良質な種子が農家に行き渡るように、種子法の下、農業試験場の運営などに必要な予算の手当などは国が責任を持って担ってきたのです。
種子法が制定されたのは1952年5月。注目したいのは、第2次大戦終結のためのサンフランシスコ講和条約が発効された翌月というタイミングです。
戦中から戦後にかけて食糧難の時代を経験した日本が、「食料を確保するためには種子が大事」と、主権を取り戻すのとほぼ同時に取り組んだのがこの種子法の制定でした。
私はそこに、“二度と国民を飢えさせない”“国民に食料を供給する責任を負う”という国の明確な意思があります。
[引用:タネは誰のもの?「種子法」廃止で、日本の食はどう変わるのか]
主要農作物であるコメ・麦・大豆の種子生産や普及を都道府県に義務付けていたのを廃止し、民間企業に種子などを提供し開発を促進するという事。
これによってどういった影響があるのかというと、
「日本古来の方法で栽培されてた農作物の管理を止め、安価で手に入る外来の品種(遺伝子組み換え)などの栽培を促進」といった危険性があります。
その結果、輸入品の参入機会が広がり、日本の主食である米などが遺伝子組み換え作物に汚染されてしまう可能性があるという事です。
遺伝子組み換え(GMO)の危険性とは?
この写真がその危険性を表しています。
遺伝子組み換えで作られたトウモロコシを食べ続けたネズミの身体の変化です。
このデコボコした異様な塊は何だと思いますか?
これが「癌」です。
ネズミだから、人間には問題なんて良い話はありません。
ねずみだろうがなんだろうが同じ生き物として生まれてる以上は、同じような症状が人間にも出ると思ってください。
もちろん食べてすぐこのような症状が出てくれれば良いですが、
時間をかけてゆっくり進行するので、いつのまにかこのような症状に蝕まれていくというもの。
GM食品を食べ続けて人体に影響が出るのは、ラットの寿命で換算すると、約10年後で計算できる。
つまり、遺伝子組み換え作物を常に食べていると、あなたの身体に巨大な腫瘍ができる可能性があるし、高確率で癌になる。
さらに実験結果では、遺伝子組み換え作物を食べ続けたマウスは早死にすることが多いことも確認されている。
このような商品がこの日本で、この商品しか買えない状況になってしまう可能性があるという事です。
なぜ遺伝子組み換え食品が必要なのか?
ではなぜこのような危険性のあるものを日本に取り入れる必要があるのでしょうか。
それは、遺伝子組み換えにもたくさんのメリットがあるからです。
①遺伝子組み換えによって農薬にも負けないゾンビ作物を栽培
②生育速度がものすごく早いので通常の約5倍の収穫量が可能(生産性の向上)
③虫が食べると死ぬように、害虫が寄りにくくなる
これを見てどう思いますか?
このような食品は生き物が食べるものでしょうか?
虫も食べないような物を、人間が食べて良い訳がありません。
このように目的としては、
食べる我々にとっては消費者目線で考えるよりも、生産する側の企業にとってのメリットを優先して考えられてるという事。
おそらく日本古来のやり方で栽培を続ける企業も残ると思いますが、
今までみたいに安価で手に入らず、富裕層などの一部の人にしか食べる事ができない高価なものになる可能性があるのです。
でも実は、もう既に日本にはたくさんの遺伝子組み換え食品が流通していると言われています。
以下がそのリストになっています。
・トウモロコシ
・ナタネ
・ジャガイモ
・綿実
・てん菜
・アルファルファ
・パパイヤ
これらの食品では、一般的に遺伝子組み換えのものを使用しています。
食品表示を確認して頂ければ、一部の商品には記載されているのです。
ただし、日本の法律上ではこの表示義務が非常に曖昧な基準になっています。
日本の現在の法律では、
・ 主な原材料(原材料の重量に占める割合が上位3番目以内)にしか表示義務がなく、含まれる量が5%未満であれば「非遺伝子組み換え」と表示できます。
・組み換えDNA、およびそれによって生成したたんぱく質が残らないものにも表示義務がなく、油や醤油などはGM作物の使用は表示されません。
・欧州連合(EU)ではすべての食品や飼料、さらに添加物までを対象に、遺伝子組み換えの表示基準は0.9%未満。
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隠れ遺伝子組み換え食品の恐怖
実は、ある一部の食品に関しては表示義務のないものが存在します。
これが日本の食品業界の抜け道なんですね。
日本は色々な面で厳しく取り締まってるイメージがあると思いますが、
むしろ日本はそういった面でも他国に遅れています。
なのである一定の基準に満たしていないものに関しては表示しなくても良いことになっています。
その基準というものが、
「主な原材料(原材料の重量に占める割合が上位3番目以内で、しかも原材料に占める重量の割合が5%以上)」にしか表示義務がないのです。
ということはその割合が5%以下なら表示しなくてもいいのです。
ある意味それ以下の基準値であれば何を入れても問題ないという事になります。
もう現代の日本の食品が安全で安心だなんて事は決してありません。
そして表示義務が必要のない食品が自分達がよく使うものとして身近に存在します。
それが下記のものです。
・肉、卵、牛乳、乳製品などの家畜品
・サラダ油、植物油、マーガリン、マヨネーズなどの油類
・醤油
・コーンシロップ、果糖、ブドウ糖などの糖類
・その他に、コーンフレークや醸造酢、醸造用アルコールなど
僕たちが普段摂取するものや、よく使用されてるものばっかりですよね。
もちろんその中には、菓子パンやカップラーメン・お菓子・調味料にまでも遺伝子組み換えが使用されています。
本当に日本の食の安全性はどこにいってしまったのでしょうか。
でも消費者としては、食品業界がそれだけ野放しになってる事を知っておかないといけません。
僕たちに今何ができるのか?
EU諸国ではこのようなデモを庶民が行う事で、
イタリア・ドイツ・フランス等15カ国で国内でのGMO禁止を公式に発表しています。
国民が立ち上がり、危険性を訴え、長い時間をかけることで国の政策を変える程の影響を与えたという事です。
海外ではよくこのような光景はよく見ますが、国民性だけでなくそれだけの熱意があるからですよね。
そんな危険なものを食べたくないと思うのは当たり前です。
でもそれだけ本気で訴え、取り組む姿勢は自分達日本人にとっても見習うところもあるでしょう。
僕たちに出来る事はまずは知識を得る事からです。
仕組みや危険性を知り、その情報を皆で共有してその輪を広げていく。
今ではネットやSNSなどを使って広げることなんて容易でしょう。
そして何よりも問題なのが、知らない事よりも知ろうとしない事です。
自分が買ってる商品の内容成分ぐらいは把握して、
商品を買う際は表記を確認し、危険そうな物は買わない。もしくはそういう場所に行かない事です。
産地・生産者・添加物ぐらいは確認し、知識がないのであればネット等で一つ一つ検索してみてください。
メリット・デメリット・危険性などは簡単に学ぶ事はできます。
全ては興味を持つ事から始めていく必要があるのではないでしょうか。
読んで頂きありがとうございました。
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