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上記は文字通り『過労死(Karoshi)』なのですが、

実際に海外の英語辞書にもこの名で載るほどの、ある種日本を代表する言葉。

 

これを日本人として誇りに思うのか、思わないのかは人それぞれですが、

僕は完全に思わない派です。

 

実際に海外に住んでる時に外国人に言われたことがあります。

 

「なぜ日本人は死ぬほど働くのか?」と。

 

皆さんなら何て返事をしますか?

 

自慢して言えますか?

 

僕は全く自信を持って言えませんでした。

 

なぜならその長時間労働に関して良いとは思ってないからです。

 

「日本人だからしょうがない」とか、「日本の仕組みだから我慢するしかない」

なんて言葉もよく聞きますが、

そんな人ごとのように海外との労働に対する意識に、

大きな差があってもみんな何とも思わないのでしょうか。

 

本当に仕事が好きでやってる人はまだ良いとしても、

世の中のほとんどの人は満足してないけど、

仕方がないから長時間労働してるだけという人が全体を占めてるように思います。

 

ただそこを本気で変える勇気がないことと、

みんながやってないから自分だけ帰れないとか、

周りを気にして行動できない人が多いのも事実。

 

まあそれでも良いなら良いですが、

仕事を仕事と思ってる時点でその負のループからは抜け出せないでしょう。

 

そんな日本人にとっての大きな課題とも言える、『長時間労働』

 

なぜいつまでも改善していかないのか?

 

そしていつになったら変わることができるのか?

 

日本人が長時間働く本当の理由について解説していきたいと思います。

 

 

日本の労働時間の基準とは?

 

まず第一に、

労働者にとっての1日8時間労働というのは理に叶ってるのでしょうか。

 

僕たちは社会で生活していく以上、

頑張って働いて収入を得なければ、それなりの生活はできないですよね。

 

かと言って、僕たちには働ける限界というものがあります。

 

日本では労働基準法という法律によって、

労働者が1日に働いて良い時間は、「8時間まで」と決められています。

 

更に、週あたりの労働時間の合計も40時間以内と定められているのです。

 

この制度が生まれた歴史を調べると、産業革命の時代まで遡ります。

八時間労働制(はちじかんろうどうせい)は、労働者の健康を保障するために、
休日を除き、労働者に1日に8時間、
即ち1週間に40時間を超えて労働させることを禁じる制度である。
産業革命当時のイギリスでは工場労働が人々の生活を激変させつつあった。
平均的な労働時間は1日に10時間から16時間で休日は週に1日のみであった。
ロバート・オーウェンは1810年に1日10時間労働を訴え、
経営していたニュー・ラナークの工場で実践に移した。
さらに1817年には1日8時間労働を新たな目標とし、
「仕事に8時間を、休息に8時間を、やりたいことに8時間を」
(Eight hours labour, Eight hours recreation, Eight hours rest)
のスローガンを作り出した。

Wikipediaより引用

 

会社員の人であれば多くの人は、

毎週月曜日~金曜日の9時~18時までの時間(休憩時間1時間を含む)を働けば、

ちょうど40時間。

 

法律ではこれ以上働いてはいけない事になっています。

 

でもほとんどの方は残業し、

サービス業などの仕事なんて残業という概念すらなく働いています。

 

実はこの法律には例外があって、

「会社側と労働者側が合意の上で、労使協定を結べば、それ以上労働させても良い」

とされているのです。

 

この規定は労働基準法第36条に書いてあり、「サブロク協定」と呼ばれています。

 

これは単純に、サブロク協定を結べば、労働時間の上限が増えるというもの。

1週間・・・15時間
2週間・・・27時間
1ヶ月・・・45時間
1年・・・360時間

 

これを見て単純計算でいけば、

1日あたり1.5時間までという計算になります。

 

「あれ!?うちは1.5時間以上働いてる!!」なんて思った方もいるでしょう。

 

18時に終わるなら、19時半まで。

 

基本的にこれ以上の残業は認められていないのです。

 

でもかと言って「違法だ!」と簡単に言えないのが、

現代の労働に関する曖昧なところなんですね。

 

何よりも、自分自身が必要だと思ってやる仕事なら、

労働時間云々よりもやりがいに重点を置くと言った感じ。

 

単に労働時間だけを基準にするなら、

日本の全ての会社はブラック企業になるでしょう。

 

でも、自分の判断で納得し、自分の意思で仕事をするのであれば、

労働時間の制限は無くてもいいと言った状態。

 

このようにある種日本の労働は、

自分の意思に従って、適度に働けている環境とも言え、

自分のやりがいを見つけやすい環境とも言えるかもしれません。

 

日本人にとっては労働時間よりも、

人生の重点を置くことの一つが、「やりがい」=「仕事」なんですね。

 

 

本当に大事なのは、『労働時間<生産性』

上記で説明したように、長時間労働の原因を作り出しているのは、

結局、労働者たち自身が8時間労働を認めているから、

そう定められているだけの話です。

 

あくまで労働に関する判断基準は、個人の労働者により変わります。

 

そこでよく考えて頂きたいのですが、

なぜ「労働時間を減らす」という単純な考えが広まらないのでしょうか。

 

まあ企業の社長さんや経営者さんからすれば、

労働者が働く時間が減れば、それだけ売り上げも下がります。

 

普通に考えて経営者にとってはメリットを感じません。

 

でももし仮に、短い労働時間ながらも今の生産性を維持、

もしくはそれ以上の生産性を生み出すことができたらどうでしょう。

 

8時間よりも短い方が生産性が高ければ、

今よりも労働時間を短くする代わりに、たくさんの労働者を雇う事が可能。

 

そうなると労働力確保のため、雇用が増えます。

 

結果的に生産性が上がれば、売り上げも上がるため、

一人当たりの給料をそこまで下げる必要もないかもしれません。

 

更に労働時間が減った分、労働者に余裕が生まれるため、

過労死の減少、心身の病気や少子化などの問題も改善するかもしれないのです。

 

もちろんそれぞれ企業には色々な事情があるのは分かっていますが、

シンプルに考えて、これで日本の大きな問題は解決できると思いませんか。

 

なぜこのような企業が増えていかないのでしょう。

 

それには日本独自の価値観が大きく関係してるように感じます。

 

 

 

日本の労働環境が根本的に変わらない理由

 

ではなぜ日本の労働環境が変わらないのか、

その理由は大きく分けて3つの理由が関係しています。

 

<① 緊急を要する人手不足>

引用元:オルタナティブブログ

もうすでに影響が出始めている、日本は慢性的な人手不足になっています。

この人手不足の原因は大きく2つ。

・少子化による労働人口の減少
・コスト削減のためのリストラ

現代社会はとにかく便利になりましたが、その分競争が激しすぎるんです。

低価格競争とも言えるような安売り主義の拡散により、競争に打ち勝つため、

コスト削減をうまくしていかなければなりません。

そうなると企業は人件費削減し、その結果、一人当たりの労働時間は増える。

労働時間が増えれば忙しい日々を過ごすことになり、

晩婚化や結婚できない、子供が作れない原因になっています。

これがそもそもの少子化の大きな要因の一つになっているのです。

↓↓参考記事はコチラ↓↓
高齢者の増加を感じ始めた日本。リアルにヤバい少子高齢化による未来の姿とは?

 

<② 雇用の流動性を生みにくい環境>

日本は世界でも類を見ないぐらいの、転職が難しい国です。

今でこそ人手不足が深刻な企業が多い為、昔よりも良くなっていますが、

それでも年功序列などが理由で転職を行いにくい環境となっています。

日本の法律では企業側から社員を簡単に解雇できません。

その為、企業にとって労働者を雇う事は大変な事で、ある一定の年齢を越えると、

急激に転職が難しくなり、困っている労働者が多いのも現状です。

転職が難しくなれば、労働者側も簡単に仕事を辞めることができなくなります。

そしてその負担が労働者に重くのし掛かって、長時間労働を生み出してしまうのです。

 

<③ 今までの方法では通用しなくなった>

引用元:東洋経済

昔に比べて、仕事した分の対価を上げることが難しくなってきました。

長時間労働をすることで、成果を出し、その対価が労働者に与えられ、

潤ってたバブル時代と今とでは大きく異なります。

戦後の高度経済成長期では、頑張れば給料が上がり、出世することが可能だった。

日本社会全体が大きく経済成長をしていたので、

会社で「長時間働けば働くほど報われる時代」だったのです。

しかし今や世界経済は中国やインド、東南アジア、アフリカ等、

当時豊かではなかった国とも勝負しなければならず、

昔のような経済成長は期待できなくなっています。

そうなるといくら長時間働いても恩恵を得ることは難しく、

かと言って長時間働かなければ所得が減るので、働かなきゃいけない。

けど所得が上がらないと言った最悪の悪循環の中にいます。

時代は大きく変わったのに、多くの人たちはそのことに気付いていないのです。

そしていつまでも昔の風習や仕事のスタイルを変えぬまま、

現代の様々な問題を生み出している元凶になっているのです。

 

 

何を変えれば日本は大きく変わるのか?

 

[世界一休日の過ごし方がヘタな日本人] 世界一働いてるんだから世界一有意義な休みを

 

労働時間が長くなれば、

ストレスによるうつ病患者の増加や、自殺の増加を招きます。

 

それだけでなく、

現在では長時間労働が原因でもっと最悪の状況を生み出しているのです。

 

ストレスや過労による体調悪化

企業の生産性が低下する

生産性が悪くなることで労働時間増

更なる労働者の負担増

過労や体調悪化を生み出す

更に生産性の低下

 

長時間労働はこの負の連鎖を繰り返して、

生産性が上がらないにも関わらず、企業はただ努力を求め、

結果的に労働者の負担増による未婚率の増加や、

少子高齢化を生み出している。

 

だとしたら、長時間労働を無くしながらも、

生産性を上げることに全力を注ぐしかないんです。

 

例えば、コンビニこんな必要ですか?

 

24時間営業のお店をやる意味はありますか?

 

食品や雑貨など使えるものをもっと有効活用できませんか?

 

日本はとにかく他国に比べてやりすぎなんです。

 

便利で良いことをしてると思ってるのは、

上層部だけで、それを本当に求めている人は少ないこともあります。

 

むしろ無駄を作りすぎているから、

その負担がどんどん労働者にのしか掛かっているだけ。

 

もっと必要なものだけを生産するようにし、

無駄な支出を減らしてその余った分を労働者に還元する方が、

結果的に労働意欲を増し、生産性が上がれば所得は増え、

結婚・子育てや教育などにもお金も時間もかけれますよね。

 

でもそれでも日本人は変われないと思います。

 

根本的な日本人の意識が変わらなければ、大きく変わることはできません。

 

たかだか一部の企業が政策を改めたって、

国全体で変わろうとする流れがなければ、

一部で盛り上がってるだけで意味が無いのです。

 

恐らく昔ながらの、

「長時間働くのが美徳」と考えている人が未だに多いからではないでしょうか?

 

特に上の方に多くいるように感じ、

高齢者が増えていくうえで、日本の昔ながらの風習を根底から変えるのは、

なかなか難しいものがあると思います。

 

とにかく労働に関する価値を変え、海外の働き方や生産性の生み出し方など学び、

どうしたらもっと豊かな国作りができるかを、

真剣に考える経営者が生まれ、労働者自身も考え直すしかありません。

 

そうすれば少しずつでも、日本のダメな風習や文化そのものを変えることになり、

日本の大きな問題を根底から変えるきっかけになると思います。

 

それには労働者である僕たちが労働に関する考えを全て変える必要があると思います。

 

 

まとめ

 

 

世界から見た日本人のイメージは「勤勉」とか「真面目」

だと思われています。

 

これは実際に僕も言われたことはあります。

 

「なんでそんな真面目に働くんだ!?」と。。

 

それは過去に日本という国が世界のトップに上り詰める為に、

残業や休日出勤などの長時間労働を当然のようにしてきた結果です。

 

その結果、実際に日本は大きく発展し、

世界に名だたる大企業を続々と誕生させました。

 

しかし、その話はあくまで昔の話です。

 

現代の世界の状況と昔の世界とでは全く違います。

 

それどころか今まで貧しいと言われてきたような国々がどんどん発展し、

今後の未来では日本とは比にならないぐらいの経済規模になると言われています。

 

それに対し日本はと言うと、全体で見ても決して発展してるとは言えず、

むしろ下降してるように感じます。

 

色々なテクノロジーが誕生してる中で、

一部の人は活用し、広まってるのに対し、

国全体で見たら他国に劣るような状況です。

 

更にそこに少子高齢化の波が押し寄せてきてるので、

他国に負けない何かを見つけることができなければ、

衰退していくのは考えなくても分かること。

 

それなのに、いつまでも長時間労働による生産性を維持してるだけで、

むしろ長時間働いてるからまだ大丈夫と言った状態。

 

これではこれから先高齢者が増える中で、

元気のある若者が減り、この長時間労働ができる者がどれほどいるでしょう。

 

その働き方ではもう限界なんです。

 

そこに気づいてる企業は、

人工知能や外国人労働者などの対策をしてる企業もあると思いますが、

そこに頼り過ぎれば今度は日本人の所得にも影響してきます。

 

もうすでに八方塞がりの状況に入ってきてるとも言え、

何か相当大きな改革をしなければ、日本人の生活が豊かになるのは難しいです。

 

でもかと言って諦めることはできません。

 

とにかく労働者自身が無駄な時間や無駄な労力を使わないこと。

 

そして日本独自の無駄な風習を無くし、

より成果型の収入システムに変えること。

 

更に、年齢関係なく雇用の流動性を増し、

いくつになっても新しいことに挑戦、

そして皆が受け入れる心を持つことだと思います。

 

皆で協力して良くしていこうと思えば、

不可能なことは無いと思っています。

 

とにかく今の日本の悪いところは、

現状に気づいていないことと、それに伴った行動ができていないこと。

 

まずは自分の意識を変えることから始めて、

少しでも労働時間を減らし、自分の為に時間もお金も使ってください。

 

何か行動に移す時に、学ぶ時間すら無いようでは、

気持ちに余裕も無く、動く時期をただ遅らせるだけです。

 

何事にも新しいことを始めるには時間も労力も使うので、

自分の為になることを優先し、

無駄だと思うことは排除していくことを優先してください。

 

その皆の意識が集まれば世の中全体が変わると信じて。。

 

読んで頂きありがとうございました。

 

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