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[食品業界の闇] 食品業界にある『3分の1ルール』というものは知ってますか?

[食品業界の闇] 食品業界にある『3分の1ルール』というものは知ってますか?

 

 

僕たちが食品を買ううえで、もしくは食べるうえで必ず気にする賞味期限。

 

賞味期限とか消費期限と表示され、品質を保証する期間や美味しく頂く為の期間として設定されていますよね。

 

でもこの賞味期限や消費期限、

 

どうやって決まってるか知ってますか?

 

この賞味期限などを決めるうえで、

大きな社会問題の一つにもなってるある問題も自分達消費者は知っておく必要があります。

 

食品業界にある様々な問題を今回は取り上げて話していけたらと思います。

 

 

賞味・消費期限はどうやって決めてるの?


 

まずは知ってる方も多いかもしれませんが、賞味期限と消費期限についてもう一度確認していきましょう。

 

賞味期限

賞味期限(しょうみきげん)とは、劣化が比較的遅い食料品を包装状態のまま所定の環境に置いた状態で、製造者が安全性や味・風味等の全ての品質が維持されると保証する期限を示す日時である。

この表現の期限は、衛生面による問題よりも品質を問う部分に依存するため、主に長期間衛生的に保存できる加工食品に用いられる。

Wikipediaから引用

 

 

消費期限

消費期限(しょうひきげん)とは、次の2種ある。

1、食品の消費期限:製造者が定めた、ある保存方法で概ね5日間経つと品質劣化する長期間保存できない食品の食用可能期限。

2、食品以外の消費期限:化学変化を利用したり、あるいは時間の経過によって想定していない化学変化の発生する工業製品に製造者が定めた期限。

Wikipediaから引用

 

簡単に説明すると、

 

賞味期限 ・・・ 安全性や風味、味の品質を保証する期限のこと

 

消費期限 ・・・ 決められた保存方法で5日以上保存できない期限のこと

 

このように似てるようで全く別の考え方のこの2つ。

 

ここで僕が言いたいのは、この賞味期限の期限を定めるうえで、

基準が曖昧に設定されてる事にこそ大きな社会問題に繋がってるという事です。

 

賞味期限というものは、

実際に日持ちする日数を1として、「安全係数」という係数をかけて決めるのが一般的です。

 

加工食品では、安全係数が0.8のものが多いです。

 

つまり、10日保つ食品なら8日。

 

これは法律ではなくあくまでもガイドラインで、実は、消費期限や賞味期限の決め方は企業に任されています。

 

加工食品は何年も日持ちするのに、卵などのような数週間のものもあるので、通常は一律に決めれないというのが実情。

 

その違いを決めるのは、

法律で決めるのではなく、企業側の判断により定められているという事。

 

ここに食品業界に暗黙のルールとして存在する、

『3分の1ルール』というものがあるのです。

 

 

まだまだ食べられるものでも、大量に廃棄してるのが現状


 

 

皆さんは買い物をする時に、売れない商品は最終的にどうなるんだろう?

と思った事はありませんか?

 

実はほとんどの食品は、まだまだ食べられる期間であっても、廃棄されてるのが現状なのです。

 

ただその廃棄されるまでには、ある程度の期限が設けられています。

 

そこに、

生産 → 納品 → 販売

という流れをするうえである暗黙のルールが存在します。

 

それが、3分の1ルール』というもの。

 

そしてその3分の1ルールをやるうえで、余裕を持った期限が設けられています。

 

なぜかというと、スーパーやコンビニなどの多くは、

賞味期限を3で割り、最初の3分の1を納品期限、次の3分の1を販売期限としています。

 

納品期限までにメーカーからスーパーなどに納品しなければスーパー側は受け取らず、

販売期限までに売り切らなければ、棚から撤去してしまうのです。

 

例えば3週間が賞味期限のお菓子なら、

最初の1週間以内にコンビニやスーパーなどに納品しなければならず、次の1週間以内に売れなければ棚から撤去してしまいます。

 

賞味期限よりもかなり手前なのに売り場にも並ばないようにしてるのです。

 

そしてそこには法律の規制ではなく、あくまで食品業界の商習慣です。

 

メーカー側は出荷後の保存環境をコントロールできないので、

余裕をもった処理をしたほうが安全で効率的という面もあるから。

 

そして少しの不備も許さない、日本の消費者のリスクを作らない事の日本人らしい意識の象徴とも言えますよね。

 

その結果たくさんの食品が返品され、

納品期限のためにメーカーに返品される食品の額は年間821億円程あると言われています。

 

完全に無駄な生産ですよね。

 

そしてそこで売れなくなったものは、賞味期限前に廃棄されることになるだけです。

 

このようにまだまだ食べられるのに、

さまざまな理由で廃棄せざるを得ない食品を「食品ロス」と言います。

 

実は日本の食品ロスは世界トップレベルです。

 

日本の食品ロス量は、632万トン(2013年度、農林水産省調べ)で、世界の食料援助量(320万トン)の2倍になります。

 

こうなった理由の一つが、この3分の1ルールの影響なのです。

 

そしてその無駄になった分のコストや廃棄コストは、

単純にその分販売価格に転嫁されているわけですから、消費者にとっても関係ない話ではないのです。

 

このように大量に生産した分、大量にロスしてるような状態では、結局消費者が負担するようになってるのです。

 

売れなければ廃棄し、その分のコストもかかってる訳ですから、誰かが負担しなければ誰の利益にもならないですから。

 

それでもまだ食品を大量に生産し、無駄な消費を繰り返しますか?

 

 

まとめ


 

 

日本は幸せな事にたくさんの食に溢れていて、

食には困らない程どこに行っても何かしら食べる事が可能な国です。

 

それは他国にはない程豊かで充実してる国だと思います。

 

でもそこにはたくさんの食品を廃棄してる事も忘れてはいけません。

 

生産する側が世界トップレベルでも、廃棄してる量も世界トップレベルです。

 

それは大型の店舗としてチェーン店化し、競争競争で利益を求める結果、

生産に対して消費が追いついてない状態なんです。

 

企業側優先で考え、売り上げを重視し、

大量に食品も作らざるを得なくなり、全ての食品がキレイに毎日売れればいいですがそううまくはいきません。

 

その分、労働者に負担をかけるだけで無駄な生産と無駄な消費を繰り返してるのが現状なんです。

 

その分、また自分達に還ってきてる訳ですから意味ないですよね。

 

やはり利便性や豊かさを求めることは決して悪い事ではないですが、

その分のデメリットも考えたうえで生産・消費をしなければならないと思います。

 

「商品がないならないで仕方ない」という感覚がいつのまにかなくなりましたよね。

 

昔は買いたいものがない時は、「ないならしょうがないか」で済んでたはずなんです。

 

でも最近は欲しいものがないと怒られたり、クレームとして訴える人もいますよね。

 

それは消費者のモラルの問題でもあると思います。

 

このように悪いスパイラルに陥って、結局自分達に問題として戻ってくる。

 

いつまで経っても変わらない。

 

もしくは自分達自身が変わろうとしてないんです。

 

まずは無駄な消費を減らし、最低限の食事、最低限の物さえあれば人間なんとか生きていけるものです。

 

新しい物や最新の物を欲しくなるのは分かりますが、

まだ使えるなら壊れるまで使ってみたり、

賞味・消費期限をしっかり把握したうえで購入したらなるべく早めに使ったりする意識が必要だと思います。

 

その結果、お金も浮くし、その浮いたお金で色々な経験や投資としての学ぶお金にも使う事だってできます。

 

まずは自分達消費者ができることから始めていく必要があると思います。

 

現状を知り、その結果たくさんの無駄なことをしてるという事実。

 

そしてその分環境や我々の社会にも大きな問題として還ってきてる事を理解しなけれなりません。

 

 

読んで頂きありがとうございました。